つながる本部おおさか委員会「第6回NPO意見交換会」開催




つながる本部おおさか
委員長











10月25日に、つながる本部おおさか主催「第六回NPO意見交換会」を開催しました。すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク「RINK」事務局長の早崎直美さんを講師にお迎えし、「外国人相談窓口からの報告 ~相談の現状と課題~」をテーマにご講演、その後参加議員との意見交換を行いました。
現在に至るまで、労働問題や家族との生活、教育問題、DV相談、医療機関での診療拒否、生活保護に関する相談など、多岐にわたる問題に直面してきたこと、そして自治体窓口での具体的な問題事例をもとに、在留資格に関する基本知識の不足や、外国人に対する態度の問題、多言語対応の不足など、行政側の課題についても提示いただきました。
そして、特定技能制度における、監理団体や送り出し機関への監督が不十分である現状など、国が行うべき課題についても提示いただき、国と自治体が連携し、共生を進めるための環境づくりを早急かつ、具体的に進める必要があることを確認する機会となりました。
自治体窓口の多言語対応とハブ機能としての強化や、職員研修の充実、外国人受け入れ環境整備交付金の活用状況の確認といった制度の充実を進めるとともに、外国人排斥的な風潮の高まりや、事実に基づかない情報による差別の助長、また、政治家の誤った情報発信による影響等と対峙し、共生社会の創出のために取り組みを進めて参ります。